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自由保育と設定保育(一斉保育)って何?どっちがいいの?(中)

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でもって「自由保育」をあえて説明
理念としての自由保育とは別に、自由保育を手法とした場合の説明。
基本的に自由保育を実施している幼稚園や保育園の場合、クラスや園舎内をいくつかにゾーニングして、遊びの幅(絵本、折り紙、お絵かき、ブロック、お外遊び…などなど。これも自由)を設け、各所に先生を配置し、子どもたちの自発的な遊びを観察し、時には助言したり、介助したり、一緒に遊んだり、しながら、子どもたちの集団的行動をフォローしていく保育。
この場合、保育手法としての「一斉保育」を一切せず、園児たちの自発的な発案や行動に沿って、保育者、教育者がその選択に合わせて玩具、教具を準備するなどもある。 園によっては一斉で行うことをしないため、運動会や楽器演奏もしない。って園もあります。 も一つ、自由保育と同時に異年齢保育(いねんれいほいく:一般的な年齢別のクラス分けを行う「年齢別保育」と違い、異年齢の子どもたちを一緒に保育する形態)を合わせて行う園もあります。この異年齢保育…。また説明長くなっちゃうのでまた今度。

どちらが良いのか?と聞かれれば…
「その園に行って様子を見る」しかない
一般な設定保育を行う園の場合、年齢やその発達に対し年間計画、そして月案、週案、日案といった形で落とし込み、年間を通して「こんな活動を進めていきます」といったわかり易さがある。
自由保育を謳っている園でも、一般的な自由保育の活用の仕方としては、午前10時くらいまでは自由保育、10時から設定保育、昼食後はまた自由保育といった形が一般的だが、自由保育を理念に掲げた保育園・幼稚園の場合、1日を通して自由保育としている園もある。
自由保育となれば園の独自性の幅が広く、読んで字のごとく良し悪しに関わらず、自由=放任に近い状態の園もある。

「本当に自由保育」が実践できている園はすごいのだ
まあ実際のところ、自由保育は設定保育以上に先生の経験や力量そして園長先生や主任先生の「人的采配」が大きく問われる。というのが現実。 園児の自発に任せる以上、その子と集団との行動や目的などを把握し、必要なときに必要とされる介助をする必要があるためだ。これが上記に挙げた誘導保育(なんとなくその方向を示してあげる)といった手法や選択保育(どっちがいいのかなぁ~と園児に促す)手法、またそういった声掛けなども重要なファクターとなる。どちらにしても現場で子どもたちに対応する先生の性格や価値観、力量や経験値などが反映されるため、それを束ねる状況確認できる体制ができていなければ、この自由保育は非常に難しい。だからこそ「本当に自由保育」が実践できている園はすごいのだ。
逆に言えば、自由保育で本来子どもの持つ素養を引き出すことができる先生は、設定保育をしても素晴らしい保育ができます。発想力豊かな先生が作る設定も素晴らしく、アイディアに富み、子どもたちの自由な発想を引出し、開花させることもできます。ま、やっぱり先生が重要なんだね。