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秋から冬に流行する感染症2

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怖いからこそ感染経路を知っておこう
保育園や幼稚園で問題となる主な感染症の感染経路には、飛沫感染、空気感染(飛沫核感染)、接触感染、経口感染などがあります。感染症の種類によっては複数の感染経路をとるものがあるのです。

  • (1) 飛沫感染
    感染している人が咳やくしゃみ、会話をした際に、口から飛ぶ病原体が含まれた小さな水滴(飛沫)を近くにいる人が浴びて吸い込むことで感染します。飛沫が飛び散る範囲は1~2mです。
    ○ 飛沫感染する主な病原体
    細 菌 A群溶血性レンサ球菌、百日咳菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌、肺炎マイコプラズマウイルス インフルエンザウイルス、アデノウイルス、風しんウイルス、ムンプスウイルス、RSウイルス、エンテロウイルス、麻しんウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
  • (2) 空気感染(飛沫核感染)
    感染している人が咳やくしゃみ、会話をした際に、口から飛び出した小さな飛沫が乾燥し、その芯となっている病原体(飛沫核)が感染性を保ったまま空気の流れによって拡散し、近くの人だけでなく、遠くにいる人もそれを吸い込んで感染します。空気感染は、室内などの密閉された空間内で起こる感染経路であり、空調が共通の部屋なども含め、その感染範囲は空間内の全域になります。
    ○ 空気感染する主な病原体
    細 菌 結核菌ウイルス 麻しんウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
  • (3) 接触感染
    感染源である人に触れることで伝播がおこる直接接触による感染(握手、だっこ、キス等)と汚染された物を介して伝播がおこる間接接触による感染(ドアノブ、手すり、遊具等)があります。通常、体の表面に病原体が付着しただけでは感染は成立せず、体内に侵入する必要があります。殆どの場合、病原体の体内への侵入の窓口は鼻や口、あるいは眼です。従って接触感染の場合、最終的には病原体の付着した手で口、鼻、眼をさわったり、あるいは病原体の付着した遊具等を舐めることによって病原体が体内に侵入して感染します。
    ○ 接触感染する主な病原体
    細 菌 黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌、百日咳菌、腸管出血性大腸菌ウイルス、RSウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルス、風しんウイルス、ムンプスウイルス、麻しんウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
  • (4) 経口感染
    病原体を含んだ食物や水分を経口で摂取することによって、病原体が消化管に達して感染が起きます。 食事の提供や食品の取扱いに関する通知等を踏まえた適切な衛生管理が必要です。
    ○ 経口感染する主な病原体
    細 菌 黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、カンピロバクタ、赤痢菌、コレラ菌等ウイルス ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス

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ちなみに!身近にある病気の詳細も載せたのでチェックしてみて!

インフルエンザ

インフルエンザ

感染症名 インフルエンザ
病原体 インフルエンザウイルスA/H1N1亜型 AH3N2亜型 B型
潜伏期間 1~4日 平均2日
感染経路 飛沫感染、接触感染
症状 突然の高熱が出現し、3~4日間続く。全身症状(全身倦怠感、関節痛、筋肉痛、頭痛)を伴う。 呼吸器症状(咽頭痛、鼻汁、咳嗽がいそう) 約1週間の経過で軽快する。
<合併症>肺炎、中耳炎、熱性けいれん、脳症
治療方法 発症後48時間以内に抗ウイルス薬(オセルタミビル、ザナミビル等)の服用・吸入を開始すれば症状の軽減と罹病期間の短縮が期待できる。(対象は1歳以上) ウイルス予防方法インフルエンザワクチン(任意接種) シーズン前に毎年接種する。6か月以上13歳未満は2回接種。ワクチンによる抗体上昇は、接種後2週間から5か月まで持続する。ワクチンを接種したからといってインフルエンザに罹患しないということはない。乳幼児の場合は、成人と比較してワクチンの効果は低い。
感染期間 症状が有る期間(発症前24時間から発病後3日程度までが最も感染力が強い
登園のめやす 発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで(幼児にあっては、3日を経過するまで)
登園のめやす 発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで(幼児にあっては、3日を経過するまで)
  • お家で留意すべき事
  • 日本では毎年冬季(12月上旬~翌年3月頃)に流行する。
  • 飛沫感染対策として、流行期間中は、可能な場合は家族全員が咳エチケットに務める。特に職員は厳守すること。
  • 接触感染対策としての手洗いの励行を指導する。
  • 消毒は発症者が直接触り、唾液や痰などの体液が付着しているものを中心に行う。
  • 加湿器等を用いて室内の湿度・温度を園児たちが過ごしやすい環境に保つ。
  • 送迎者が罹患している時は、送迎を控えてもらう。どうしても送迎せざるを得ない場合は、必ずマスクを着用してもらう。
  • 咽頭拭い液や鼻汁からウイルス抗原を検出する(ただし発熱出現後約半日以上経過しないと正しく判定できないことが多い)
  • 抗ウイルス薬を服用した場合、解熱は早いが、ウイルスの排泄は続く。
  • 対症療法として用いる解熱剤は、アセトアミノフェンを使用する。
  • 抗ウイルス薬の服用に際しては、服用後の見守りを丁寧に行う。

溶連菌感染症

溶連菌感染症

感染症名 溶連菌感染症
病原体 A群溶血性レンサ球菌
潜伏期間 2~5日膿痂疹(とびひ)では7~10日
感染経路 飛沫感染、接触感染
症状 上気道感染では突然の発熱、咽頭痛を発症しばしば嘔吐を伴う。ときに掻痒そうよう感のある粟粒ぞくりゅう大の発しんが出現する。感染後数週間してリウマチ熱や急性糸球体腎炎を合併することがある。
治療方法 抗菌薬の内服(ペニシリン等10日間) 症状が治まっても決められた期間抗菌薬を飲み続ける。
予防方法 発病していないヒトに予防的に抗菌薬を内服させることは推奨されない。
感染期間 抗菌薬内服後24時間が経過するまで
登園のめやす 抗菌薬内服後24~48時間経過していること ただし、治療の継続は必要お家で留意すべき事
登園のめやす 抗菌薬内服後24~48時間経過していること ただし、治療の継続は必要
  • お家で留意すべき事
  • 乳幼児では、咽頭に特異的な変化を認めることは少ない。
  • 膿痂疹は水疱から始まり、膿疱、痂疱へとすすむ。子どもに多く見られるが成人に感染することもある。

ノロウイルスなど

ノロウイルスなど

感染症名 感染性胃腸炎 (ロタウイルス感染症・ノロウイルス感染症)
病原体 ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス等
潜伏期間 ロタウイルスは 1~3日 ノロウイルスは12~48時間後
感染経路 経口(糞口)感染、 接触感染食品媒介感染 吐物の感染力は高く、乾燥しエアロゾル化した吐物から空気感染もある
症状 嘔気/嘔吐、下痢(乳幼児は、黄色より白色調であることが多い) 発熱、合併症として、脱水、けいれん、脳症、肝炎
治療方法 対症療法 脱水に対する治療(水分・電解質の補給)、制吐剤、整腸剤
予防方法 ロタウイルスに対してはワクチンがある。
感染期間 症状の有る時期が主なウイルス排泄期間
登園のめやす 嘔吐・下痢等の症状が治まり、普段の食事ができること
  • お家で留意すべき事
  • 冬に流行する乳幼児の胃腸炎は殆どがウイルス性である。
  • ロタウイルスは3歳未満の乳幼児が中心で、ノロウイルスはすべての年齢層で患者がみられる。
  • ウイルス量が少量でも感染するので、集団発生に注意する。
  • 症状が消失した後もウイルスの排泄は2~3週間ほど続くので、便とおむつの取扱いに注意する。
  • ノロウイルス感染症では嘔吐物にもウイルスが含まれる。嘔吐物の適切な処理が重要である。
  • 食器等は、熱湯(1分以上)や0.05-0.1%次亜塩素酸ナトリウムを用いて洗浄。
  • 食品は85度、1分以上の加熱が有効。

RSウイルス

RSウイルス

感染症名 RSウイルス感染性
病原体 RSウイルス
潜伏期間 4~6日(2~8日)
感染経路 飛沫感染、接触感染
症状 環境表面でかなり長い時間生存できる。発熱、鼻汁、咳嗽がいそう、喘鳴、呼吸困難
<合併症>乳児期早期では細気管支炎、肺炎で入院が必要となる場合が多い。 生涯にわたって感染と発病を繰り返す感染症であるが、特に乳児期の初感染では呼吸状態の悪化によって重症化することが少なくない。
治療方法 対症療法 重症例には酸素投与、補液、呼吸管理
予防方法 ハイリスク児にはRSウイルスに対するモノクロナール抗体(パリビズマブ)を流行期に定期的に注射し、発症予防とあるいは軽症化を図る。
感染期間 通常3~8日間(乳児では3~4週)
登園のめやす 重篤な呼吸器症状が消失し全身状態が良いこと
  • お家で留意すべき事
  • 毎年冬季に流行する。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきている。
  • 非常に感染力が強く、施設内感染に注意が必要。
  • 生後6か月未満の児は重症化しやすい。
  • ハイリスク児(早産児、先天性心疾患、慢性肺疾患を有する児)では重症化する。
  • 一度の感染では終生免疫を獲得できず再感染する。
  • 年長児や成人の感染者は、症状は軽くても感染源となりうる。保育所職員もかぜ症状のある場合には、分泌物の処理に気を付け、手洗いをこまめに行う。
  • 特に0・1歳児クラスでは、発症した園児から感染した職員が、自分が感染しているとの自覚がないままに他の園児に感染を広げてまう可能性が高いと考えられるため、園内で患者が発生している場合は0歳児クラス、1歳児クラスの職員は勤務時間中はマスクの装着を厳守して咳エチケットに務め、また手洗い等の手指衛生を徹底する。

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今回は長くなっちゃったけど…しゃ~ないね
一応知っておくと便利!
正しい手洗いの方法(30秒以上、しっかり泡立て、流水で流す)
ホントは3分がいいんだけど。 子どもと一緒にゆっくり30数えながらやるといいよ

①石けんをしっかり泡立て、手のひらをよくこすります。
②手の甲を伸ばすようにこすります。
③指先、つめの間を念入りにこすります。
④両指を合体し、指の間を洗います。
⑤親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをします。
⑥手首も洗った後で、最後にしっかり泡を流し落とす、その後よく乾燥させます。

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